凶れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!
というわけで、待望の第三章、「痛覚残留」の発売です。
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: DVD
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初っ端からふじのんのおっぱい丸出しで、「スタッフGJ!」と言いたくなりましたが、流石にそういう内容ではないので自重。
ってかやっぱりですね、元が結構きついのですが、映像がつくと更に嫌な感じです。もちろん表現の濃さでいえば小説の方が上なんですが*1、ケータ少年の告白(回想)はやはり酷かったです。
苦痛の表情が見えちゃうと、ね。
幹也はマジでよく助ける気になったなぁ。お人よしにも程がありますよ。
二つほど気になったところ。
藤乃の能力は視覚(視線)を媒体にしているはず*2……なのですが、結構目を閉じていたり手で隠していたりしているシーンがあったりして。あれって問題ないのですかね? 映像的には思っていたよりも発動に時間が掛かっているようでしたし、実は設置型、つまり視線により支点の座標を固定した後は自動で発動する能力、なのかしら?
何にしても、瞳を強調する演出がもうちょっと欲しかったかなぁと。なんだかんだで、ちゃんと魔眼の色が出てるシーンて最後だけなのですよねぇ。
あと、式が藤乃が殺戮を楽しんでいる事を示す言葉。
口が笑っているという指摘なんですが……ぜんぜん笑ってないんですよね(汗
言われて初めて描かれているだけで、これっぽっちも伏線がないのですよ。
復讐のはずが快楽に走っている彼女の間違いを表す演出のはずなのに……これは非常に残念です。
二つと言いながら三つ目になってしまいますが、能力の発現と消失、つまり痛覚のON、OFFが全然描かれてない。
痛いはずなのに平然と行動していたり、痛くないはずなのにお腹を押えていたり。
ってか、全体的に今回は演出が微妙だったかも。いや、これは単に私が今回に強い思い入れという期待があるからなのかもしれませんが。
ラストの「凶れ」絶叫のところとか、もっと透視能力が発現したという演出のやり方があったろうに……。
まぁ、動いて喋るふじのんの姿が見られただけでも感動ですけどね。
うん、やっぱ可愛いや。声優さんも、あまりよく知らなくて、ほのぼのした声の印象があったのですが、結構荒かったり低かったりする声も出ていて良い感じでしたし。
もちろん当然の事ながら、式も最高に可愛いです。
ラストの笑顔の殺傷能力について今更語るのもヤボってもんでしょうが、今回はむしろ調査に行く幹也に無茶をするなといわれて、悪態を吐きながらも、「努力してみる」と答えるシーンが最高なのではないかと。原作では割りとサラッと書き流されていたのですが、ここは非常に良かったです。
というわけで、初期の三章は完了。
次は……いつ出るんでしょうね?
なんにしても劇場に見に行く事が出来ないので、DVDが待ち遠しいです。