バトこん フラ感

平均点を5.25まで引き上げました。
若干、無理やりな部分はありましたけど……まぁ良いかなぁと。
ってか、今回、結構辛口です。
というのも、短編で出来る事と出来ない事の境界を把握しきれていない作品が多いから。
要するに、脳内設定が多すぎなのですよ。
いやまぁ、私も割りと脳内設定派の人間なので、他人の事を言えた義理じゃないのでしょうが(苦笑
(しかも私の作品の場合、それが濃い時は、必ずもって気持ちの悪い作品になるというオマケ付き)
けど、う〜ん……やっぱり、読んでいて「これはっ!」と思える部分のある作品は少なかったです。


そんなわけで、早速、一部フライング感想を。
初回は1620
改めて言うまでもないでしょうが、未読の方は避けてください。




No.20 はらぺこ戦車隊、北へ
上で書いた事を即効で覆してしまいますが、
これには30kbあれば、ここまで出来るのかと純粋に驚かされました。
むしろ、辛口なのはこの作品の責任と思って欲しいですよ。
「よくぞここまで!」と本気で感心しちゃいました。
まぁ、結局この作品も、長編の一部を抜き出して、それに手足をつけただけなのですけど、
それでもここまで上手くやれているのなら、問題はないでしょう。
ラストのあっさり風味にがっくりきてしまったため、その分、点数は下げていますが、同じような長編の中の短編作品として、楽しさや期待度は群を抜いていたと思います。
ってか……ぶっちゃけ、書店に並んでてもおかしくないレベルですよね(苦笑


No.16 メリッサ
あんまりにもあんまりな痛々しさに、読んでいてグッタリしました。
まぁ、痛いからこそ成り立つオチということで、上手いのは間違いないのです。
作者さんがどこまで痛さ、というか「毒」を意識したのかは分かりませんが、風刺的な意味での痛快さはあったと思いますし。
が……私がハッピーエンド至上主義者と知っての狼藉ですか?(死