夏目漱石

昔、家に全集的なものがあって……でも、ほとんど読まないままでした(汗
ほぼさわりだけ知ってる感じで。内容は分かってるけど読んだ事がないというか、うん、古典はだいたいそういうのが多い気がします。
あれですよ。昔話みたいなものです(苦笑


と、それはともかく久しぶりにニコマスから紹介。

一つ十分程度の全八篇からなる短編作品です。
これが実に面白かった。
青春だなぁ、旅立ちって良いなぁ♪
構成が非常によくて、大げさな盛り上がりはないんだけど読んでいて楽しいです。
「安心の酷さ」タグでお馴染みの某Pも良いけど、こういう落ち着きのある作品も良い。
ノベマスは広大だわ(苦笑
秋の夜長……はもう過ぎちゃいましたが、お酒(お茶)でも呑みながらのんびりしながら読むのが最適です。
実際、お酒を飲める年齢になった人の方がこの物語の綺麗さが分かると思いますし。
特別な驚きが待っているわけでもない。けど、古典的な落ち着きを楽しみたい人は、是非。


ちなみに、響のお話なのでアイマスSPに触れている事前提です。
あと、同じハリアーPの作品、「鬼畜リボン」タグも巡って、そのノリに触れていると更に良いでしょう。