みんな大好きSLB

劇場版なのは、見てきました〜!


いやぁ、実は昨日のことなんですけどね。
梅田までわざわざ行ってきましたよ。平日の真昼間の回だったのですが、席は完全に埋まっていて(私がギリギリで、前から三列目の一番端という位置です)立ち見もいるほどでした。
公開から一週間過ぎてるのに、なんという人気。
それは喜ばしい事なのですが、おかげでパンフが売り切れてました。
どうせ早い段階で二部三部と買った奴が居るんだろうなぁ(涙


で、感想ですが、良い出来でした。脚本については若干思うところがあるのですが、やっぱり劇場版だと絵や迫力が違いますね。
TVでは作画が微妙な回が多々ありましたが、その点は凄く安定してました。
まぁ、エヴァと比べると……ですが(苦笑
それでも、なのはとフェイトの最終決戦は必見です!


というわけで、ここからネタバレ。


最初に、上にも書きましたが空戦シーンの出来は素晴らしいです。
最終決戦もそうですが、それまでの戦闘シーンも良く動いてました。やっぱり空戦は華がありますね。StSがどれだけ地味な戦闘だったのか良く分かります。TV版と劇場版の差はあるにせよ、やはりアクションの幅が段違いですよ。また、魔法も派手になってます。特にスターライトブレイカー。TV版BGMのアレンジ(?)が掛かって魔力塵が収束していくシーン、そして全力全壊で放つシーン、更に今回はちゃんと防御しているフェイトを問答無用で叩き潰す馬鹿威力!
A'sで闇の書がコピーしたさい、「至近でくらったら防御の上からでも落とされる」と言ってましたが、本当にそうなりました。
ただ、TVの時のような理不尽さはなくなっていました。戦術と駆け引きの結果である事が強調されていて、ほんの少しだけなのはの読みが上回っただけなのが分かります。この辺りは小説版の要素ですね。この点、嬉しくもあり、しかしあの圧倒的恐怖がないのが残念であり(苦笑


で、同じく上にも書きましたが脚本について。
正直、微妙だったかもしれません。基本的な流れはTV版と同じ、というか中盤までは完全にカットされただけのものです。ユーノの役割が減ってレイハさんがよく喋るようになった事が大きな変化でしょうか。ってか、今回はレイハさんが杖やバリアジャケットを創造してました。通りでごつくなってるわけだw
ただ、後半から一気にプレシアの過去が入ってきます。SS*1で描かれていた分なんですが……これが非常にテンポが悪い。結構な尺を取っている上にバラバラに入ってきて、しかも特に重要な事は言っていないという……。背景として貴重な情報ではあるのですが、もうちょっとカット出来なかったのでしょうか。
どうしても無理やり感、蛇足感を覚えずには居られませんでした。
そんなのより、クロノの「なんつー馬鹿魔力(汗」とかオートマトン相手を一蹴する様とか、「こんなはずじゃなかった未来」の台詞とか入れて欲しかったなぁ。ってか、クロノがまじで何しに出てきたのか分からないレベルになってましたw


まぁ、そんな不満を覚えつつも、ラストは凄く良かったです。
TVの時より更にラブラブw
名前を呼ぶシーン、本当に良い演技をしていたと思います。
終わり良ければ全て良し、ではありませんが、見終わった時の感覚は非常にいいものでした。

*1:サウンドステージ。ドラマCDです