映画だけじゃなく漫画もね

というわけで、リリカルなのはシリーズの漫画についても感想を。


StSから入ったヴィヴィオがメインのお話。
サウンドステージの後なので、アニメのみの人は「誰?」って思うキャラも。
ってか古代ベルカ関連は、シリーズお馴染みの後出しネタの中でも飛びっきりですねw
もうやりたい放題だよw
しかも魔法少女?なスポーツ格闘漫画ですし。
けど何だかんだで平和な空気は良い感じです。
作中で語られているように、なのはの幼少期のようなやんちゃな展開は無いですよね(苦笑
StSを見ている時にも思いましたが、なのははあり得ないくらいの死線を潜り抜けてきているんですよねぇ。
しかし、そこまでいかないにしても、魔法の要素を減らしたのは残念かも。
打撃のみのスポーツが主軸なので、ぶっちゃけ魔法少女じゃなくて良いじゃんって思います。
まぁ、そんな不満点はあるものの、少女達の親交の話としては良いのではないでしょうか。
あと、ナンバーズファンにとっては最良の作品でしょう、きっと。
出番が多いですし、幸せそうな彼女達の姿が描かれています。



あー、うん。問題はこっちだな(汗
ぶっちゃけ、「なにこの中二病二次創作は」ってな感じです。
一応言っておきますが、原作者である都築さんがストーリーを作っているので(仮に監修のみだったとしても)、決して二次創作ではありません。
けど……なんだろう、このガッカリ感は。
もうこれ、「リリカルなのは」じゃなくて良いのでは?(死
簡単にストーリーを語ると、平凡な少年が不思議な少女と出会い謎の力を得て追っ手から逃げるが実は少年には故郷を何者かに破壊された過去があってその事件に関わっているらしい敵が少女を追っていて戦うも決着がつかずそれらしい謎を残しつつ立ち去った相手を今後追いかける事になりそう、ってな感じです。
……ネタバレ注意はしません。
だって、こんなの今時ネタバレにもならないですから。
犯人はヤス」レベルですよ(汗
ボーイミーツガールは物語の基本ですし、中二病も大好物ではありますが……流石にここまで捻りも仕掛けもなくやられると、うんざりしてしまいます。
更にシリーズの登場人物の出番の少なさも残念です。
正直、ファンとしてこれをどう扱えば良いのかわからないくらい「なのはシリーズ」要素が少ないです。
ただ、続々と集結し始めている点から今後には期待出来るかもしれません。*1
また、『魔法の力や戦いを「怖いもの」として描いてゆく』という都築さんの言葉にも期待出来るかもしれません。
無印やA'sの頃は皆無に等しい、StSでもいまいち弱かった、魔法世界の「厳しい部分」について触れていって欲しいですね。
魔法少女ではなく魔法戦記としての面白さを描いて欲しいものです。
それこそ、ロードス島戦記みたいなのを♪(無理

*1:成長した元機動六課の面々なので、全力介入しちゃえば即解決しかねないですし、やっぱり出番は少ないかも?(苦笑